2025大阪アジアン映画祭〜目指せ節約!Day4
さて、ホテルから会場までの道のりでランチ開拓しようと、路地を探索してみた。
長蛇の列の「燃えよ麺助」は避けて、その奥にある店でちょっと豪華にうな丼食べました。ランチの1800円だから、鰻がちっさ〜。😄
関西は関東と違い蒸さずに焼くとかで、けっこう外側がカリカリとしていて香ばしい。
ちなみに関東では見かけない「まむし丼」というのは、うなぎ-ご飯-うなぎ-ご飯という層になっているものだそう。
結果的にこの日唯一の鑑賞となった台湾映画『我が家の事』は、2022年に大阪アジアン映画祭で上映された『姉ちゃん(原題:姊姊)』を長編化したもので、主な登場人物である家族4人それぞれの秘密が描かれ、新たなキャラクターと織りなすハートフルな家族の物語。
けっこう、おお!というエピソードもあり、それにより生じる絆のほころびを修復というより昇華して新たな関係を築いていく姿が、監督の暖か味ある演出で愛おしく感じる。良い映画だ。
成長した弟役を曾敬驊(ツェン・ジンホア)が好演。
Q&Aでは劇中に登場する印象的な絵を持って来て、観客に見せてくれるというサービスもあった。
この『我が家の事』のインタビューまで1時間ちょっとあるので、編集者でライターの友人と来る時に見つけたすてきなベーカリーカフェに行く。
ここは「and」というクロワッサン専門店で、本店は南船場にあるとか。ものすごい種類の色々なクロワッサンが並び、食べられそうなのはせいぜい2個なので、選ぶのがたいへん。
迷ったあげく、一番人気の塩生クロワッサンと名前は忘れたが季節限定のカップケーキのような形のものをチョイス。1個400〜480円くらいだけど、美味しかったぁ!
そして友人と別れて『我が家の事』の潘客印(パン・カーイン)監督とキャストの曾敬驊(ツェン・ジンホア)のインタビューに赴く。
監督とは以前ご縁があるもののリアルで会うのは初めてで、曾敬驊はかねてより取材したいと思っていた俳優だ。このお二人はQ&Aの時から友達みたいな仲の良さを見せていて、インタビューでもクロストークになったりと、とても良い雰囲気。
さらに立ち会っていた一人が何度か仕事をしたことがあるセールス担当なので、和やかで楽しい取材だった。
このインタビューと上映後のQ&Aは、母屋に記事を掲載しているので、良かったらご覧いただきたい。
http://www.asianparadise.net/2025/03/post-fb0d92.html
本当はこの後テアトル梅田でタイ映画を見る予定だったのだけど、インタビュー終了後に移動してもギリギリで、クロワッサンを食べていたときに友人からあまり私好みではない作品だと聞いていたので、キャンセル。
昼に鰻、おやつにクロワッサンという散財をしてしまったので、夕食はイカ焼きとたこ焼きをテイクアウトして、ホテルの部屋で食べることにした。
イカ焼きもたこ焼きも、ホテルと会場を行き来している時にいつも気になっていたので、良いチャンス。
あわせて950円。節約のミッション果たせたし、期待を裏切らない大阪の味で大満足だった。
つづく