台北・金馬取材の旅Day1〜相変わらずの円安は辛いが客家料理はうまい!
台北松山空港に着いて、まずSIMカードを買って通信確保。
観光局の抽選は2年連続の夢は儚くも散った。まぁ、こんなもんでしょう。
ホテルは金馬奨授賞式の会場が変わったので、少しでも近くてアクセスの良い所、そしてお値段を比べて定宿の中から南京復興のシンプルプラスにした。
お久しぶりのこのホテルにチェックインしたら、リニューアルして部屋はものすごく素敵になっていてうれしい。
それにしてもバスタブが大きすぎる。😄
手前のフチが広すぎて、出入りに苦労した。バスタブの使用率が低い台湾だから使い勝手に配慮不足なんだろう。
そしてまずはプレスパスを取りに、台北最大のシネコン信義威秀へ向かう。
小腹が空いたので、市政府駅直結のデパ地下のフードコートで生鮮包と豆花をさくっと食べる。さすがに安くて美味しい。
プレスパスは昨年と同様に、信義威秀中庭に建てられた仮設の事務局でを受け取り、華山へ急ぐ。
華山では台湾で公開になったばかりの日本映画『福田村事件』のトークイベントがあり、日台の配給会社とご縁が深いこともあり新聞記者のR小姐と一緒に参加することにしていたのだ。
トークは、ドキュメンタリー映画『In Search of A Mixed Identity 湯徳章』のプロデューサーでもある連楨惠(リエン・チェンフイ)監督が『福田村事件』の制作会社の社長でプロデューサーの小林三四郎氏に話を聞くというスタイルで、通訳は台湾で"金牌翻訳"(スーバー通訳)と呼ばれている張克柔(チャン・クーロー)小姐。
内容は小林三四郎氏の映画人生と『福田村事件』制作にまつわるものだが、あらためて聞くとやはり凄い映画を作られたのだな、としみじみ思った。
そして、質問する台湾の観客のレベルの高さはさすが。
かなりセンシティブな映画なので、小林氏が台湾での公開を望んでいると聞いたときに、この作品を配給するのはここしかないと思い希望行銷をご紹介したという経緯だが、台湾での公開にちょっとだけお役に立ててうれしい。
夜は映画業界の友達とご飯。
本当は以前彼女が連れて行ってくれてからやみつきになった「常青餃子館」に行きたかったのだが、閉店してしまったという。
あの、パリパリした皮とジューシーな肉あんの絶妙なコントラストの餃子がもう食べられないなんて、残念でならない。
そこで彼女が行ってみたかったという中山の「六堆伙房」で客家料理を予約しておいてくれ、美味しかったぁ!
一年ぶりのお喋りは時間経つのもあっという間。お腹はいっぱいになったけど、まだまだ喋り足りない。
またね!
つづく