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台北・金馬取材の旅Day5〜相変わらずの円安は辛いが良い映画に出会えて幸せ!

Zaocandian シンプルプラスホテルはアクセスも良くお値段もリーズナブルでとても居心地良いのだけど、朝食ビュッフェがいまいち。
ほぼ変わらないメニューにちょっと飽きてきたので、向かいの早餐店に行った。
台湾にはこうした安くて美味しい朝食屋さんが多く、家で朝食を作らないという習慣は納得だ。
イートインだとその場で作ってくれるので、アツアツなのがうれしい。
ベーコンエッグサンドだけでは物足りなかったので、ねぎ餅を追加。これに紅茶でしめて90元。
うまい!
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1121yen馬影展で映画を見るのは今日が最後、期待の台湾映画2本だ。
金馬奨8部門ノミネートの台湾映画『小雁與吳愛麗』は、林書宇(トム・リン)監督の新作で、モノクロで描かれる母と娘の物語。
周りでは色々意見があり、私も愛妻を主役に撮る林書宇はどうなんだろうと一抹の不安はあったけど、それは払拭された。
監督の俳優との距離感とバランスのとり方がこの映画でも崩れることなく、演出力の高さはさすが。
夏于喬(シア・ユーチャオ)が主演女優賞、楊貴媚(ヤン・グイメイ)が助演女優賞にノミネートされるだけあり、素晴らしい演技だった。

さぁ昼ご飯を食べねば。
次の『餘燼』まで20分しかないので、買っていったサンドイッチを通路になっている威秀(シネコン)2階のデッキで立ち食いという技をこなした。😄

0914zhan そして今回の私的大本命『餘燼』だ。リリースなどでも"殺人事件からあぶり出される歴史"という紹介だったけど、こういうことだったのね。(白色テロに端を発するということだけにとどめ、ネタバレ避けます)
なるほど、と納得しながら鍾孟宏(チョン・モンホン)監督のいつも通りの映像と色彩に酔わされ、金馬奨のレッドカーペットのような豪華俳優陣に目がくらむ。
ちょっと驚いたのは、鍾孟宏作品としてこれまでにない恋愛テイストがあること。
それにしても主演男優賞ノミニー張震(チャン・チェン)かっこよすぎ。
莫子儀(モー・ズーイ)は、助演男優賞候補だけある深く濃い演技。
歴史をちゃんと勉強してもう一度見たい、できたら日本語字幕で。
どちら様か、お買い上げ下さらないかなぁ。

1121cha 台北ライフもあと2日、そろそろお土産を買わねばと思い、メトロの駅に向かうために通る台北101の中に台南の林百貨店の期間限定ショップを見かけ、ここで可愛い缶クッキーやドライフルーツを購入。
次に、南京復興駅のホテルとは反対側に良さげなお茶屋さんがあることを事前リサーチしていたので、そこで茶梅を買い込むとけっこうな重さになった。
そういえばおいしいオリジナルお茶菓子も売っているということだったのだが見当たらず、置いてあるのは微熱山丘のパイナップルケーキだけ。
残念。

1121dinner1 夜は、明日の金馬取材に向けてかつての同僚が到着したので、夕ご飯を食べに行天宮の廬記上海へ。
この店も台北に来たら必ず食べに来る。ここの臭豆腐が大好きなのだ。
ところが、なんと売り切れだと言う。大ショックで思わずのけぞった。
大声で嘆いたら、老闆娘(女主人)に慰められた。
でも、ここは何でも美味しいので、獅子頭(肉団子)や筍と高菜炒め、菜脯蛋、海老のフリッターなど、同僚には喜んでもらえて何より。
特に菜脯蛋=切り干し大根入り玉子焼きが気に入ったらしい。
良かった、良かった。
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つづく

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