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台北・金馬取材の旅Day4〜相変わらずの円安は辛いが絶品の排骨飯は安くて最高!

1120vieshou 本日は金馬影展で見る映画も2本だけなので、前日とはうってかわってゆったりした一日。
まずは張作驥(チャン・ツォーチ)監督の台湾映画『優雅的相遇』、コロナ禍の古いアパートに住む人間模様を描くモノクロ作品だ。
まぁ、張作驥らしいヘビーさではあるが、辛さはそれほどキツくない。
主人公を演じた林政勳(リン・チェンシュン)が新人賞にノミネートされていて、物語の舞台のアパートがちょっと行ってみたくなるようなレトロ建物。
FBにこの事を挙げたら、台湾の業界仲間が早速場所をコメントで教えてくれた。
中正區中華路二段409巷ということで、最寄り駅は小南門か?青年公園や南機場夜市に近い。
もともとは、1960年に建てられた警察の宿舎だったらしい。
今回は時間が無いけど、次回はぜひ行ってみたい。それまで残っていれば良いけど…。

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※写真はサムネイルクリックすると別ウィンドウで拡大表示します

1120foodfloor 次の映画までたっぷり時間があるので、映画館のすぐ前にある新しいスポットの探索&ランチ。
信義エリアに建ち並ぶ三越に隣接して新しく遠東デパートができ、最上階には大型シネコンTITANがオープンしている。
1階から3階はファッションを中心とした専門店と飲食店、4階は台湾の屋台の雰囲気を再現した飲食店フロアだ。台湾テイストの店の中に、なぜか日本のスイーツもある。
ここの一角の春水堂で、功夫麺とタロイモ団子、ほうじ茶ラテを。
無料Wi-Fiがあるのもありがたい。
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1120escalator 食後は、4階から7階のシネコンまで一気に行かれる長いエスカレーターに乗ってみた。
金馬影展でも一部ここで上映される作品もあるが、今回は残念ながら縁がない。
機会があれば、一度劇場に入ってみたいものだ。
くだりのエスカレーターは1フロアずつの通常タイプしかなく、グルグルとフロアを回らないといけないのは、しかたない。
そして、三越群や威秀への連絡通路がないので、一度外へ出なくてはならないのがちょっと不便。近い将来地下や2階の連絡通路ができることを期待したい。

1120unfinished ゆったりランチとニュースポット探索の後は、婁燁(ロウ・イエ)監督の『一部未完成的電影』。フイルメックスで『未完成の映画』という邦題で上映されるのだけど、スケジュールが合わないので台北で見ることにした。
10年ぶりに未完成の映画製作を再開するも、コロナ禍で撮影が中止になりホテルに隔離された俳優とスタッフらクルーの模様がドキュメンタリーのように始まるフィクション。
制作国は、シンガポール、ドイツとなっている。
とっても面白かったので、日本で公開されることがあれば、また見たい。

1120paigu 夕食は、去年魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督に連れて行ってもらった排骨飯が過去一美味しかったので、絶対にまた食べようと思い、雨も降ってるし信義からタクってしまった。
タクシー代かけても損はない、というかお釣りが来るくらい満足。
衣のサクサク感と味付けが最高!
野菜もたっぷりだし、あいにくスープがは売り切れていたけど、食べられて本当に良かった。
「臻蜜定食舖」台北市松山區南京東路四段133巷4弄9號
排骨飯:230元

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つづく

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