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台北・金馬取材の旅Day2〜相変わらずの円安は辛いがやっぱり小籠包は最強!

1118tenpura さぁ、今日から金馬影展での鑑賞スタート。
台北に来たら一度は食べたい阜杭豆漿でお腹を満たしてからと思い、善導寺へ。
駅を上がると列が見えない。これは並んでいる人が少ないかも、と喜んだのもつかの間、華山市場の角を曲がっても人がいない…しまった!
うっかりしていた、月曜日で休業日だったのだ。
困った時はフードコート。映画館に近い三越の地下で甜不辣(てんぷら)を。
てんぷらと発音するけど日本の天ぷらではなく、味噌おでん。大好きな練り物や厚揚げ、大根に甘味噌がかかっていて、とってもおいしい。

※写真はサムネイルクリックすると別ウィンドウで拡大表示します

1118kanwo そして映画は香港の『看我今天怎麼說』から。
これは聴力に傷害のある幼なじみの2人の青年と一人の女性の物語を、ラブストーリーに寄せることなく、アイデンティティの模索と確立を主軸にして、とても良い映画だった。
游學修(ネオ・ヤウ)くん、巧い。金馬奨の主演男優賞にノミネートされているし、ヒロインの鍾雪瑩(チュン・セッイン)も主演女優賞候補。
ちなみに、今年からチケットは全て電子化され、前日の12時にプレス&業界用の回を予約できる仕組みで、座席指定もできる。
但し、一般上映回に一定の席が確保されている場合は、座席は自動的に配分される。

終わってから大阪アジアン映画祭のプログラムデイレクターの暉峻創三さんと会ったので、お互いに次の映画まで少し時間があり、シネコンのフードコートで1時間ほどお話しできて、ラッキー。
台北に来る前からご飯食べましょうと言っていたのだけど、なかなか都合が合わなかったので、情報交換など貴重なひとときだった。

1118jiuba 次は台湾ドラマ『喝酒吧!笨蛋』の1・2話上映。
飲んだくれのバーテンダーとそのバーを舞台にした群像劇。
前々から思っていたのだけど、台湾のドラマでは酔うと頬をピンクにする。しかもかなり濃く。これがかなり不自然に感じ、莫子儀(モー・ズーイ)の桃色に染めた顔はいかがなものか…。
一般上映回だったので、上映後に主演の莫子儀とプロデューサーによるQ&Aもあった。
小莫には申し訳ないけど、正直、3話以降が見たいかと言われると、う〜んという感じだ。😄

1118xiaoronbao 終わって外へ出るとけっこうな雨模様。
なので予定を変更して、ホテルの隣の犁園湯包館で夕食にすることにした。
予約していないし人気店なので20分くらい待ったけれど、小籠包とネギ餅をオーダー、自分で取ってくる小菜(小皿料理)は大好きな芋頭とメンマ。
小籠包はエビとへちま。日本だとへちまをあまり食べる機会はないが、エビとの相性が抜群で、実に美味しい。
ネギ餅も外はカリカリ、中はもっちりでたまらん。
芋頭はタロイモを甘く煮たもので、かき氷のトッピングとしても定番。これが大好物でメニューにあれば必ず食べるのだ。
ああ、大満足❗


1118negimochi 1118yutou

つづく

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