台北・金馬取材の旅Day2〜相変わらずの円安は辛いがやっぱり小籠包は最強!
そして映画は香港の『看我今天怎麼說』から。
これは聴力に傷害のある幼なじみの2人の青年と一人の女性の物語を、ラブストーリーに寄せることなく、アイデンティティの模索と確立を主軸にして、とても良い映画だった。
游學修(ネオ・ヤウ)くん、巧い。金馬奨の主演男優賞にノミネートされているし、ヒロインの鍾雪瑩(チュン・セッイン)も主演女優賞候補。
ちなみに、今年からチケットは全て電子化され、前日の12時にプレス&業界用の回を予約できる仕組みで、座席指定もできる。
但し、一般上映回に一定の席が確保されている場合は、座席は自動的に配分される。
終わってから大阪アジアン映画祭のプログラムデイレクターの暉峻創三さんと会ったので、お互いに次の映画まで少し時間があり、シネコンのフードコートで1時間ほどお話しできて、ラッキー。
台北に来る前からご飯食べましょうと言っていたのだけど、なかなか都合が合わなかったので、情報交換など貴重なひとときだった。
次は台湾ドラマ『喝酒吧!笨蛋』の1・2話上映。
飲んだくれのバーテンダーとそのバーを舞台にした群像劇。
前々から思っていたのだけど、台湾のドラマでは酔うと頬をピンクにする。しかもかなり濃く。これがかなり不自然に感じ、莫子儀(モー・ズーイ)の桃色に染めた顔はいかがなものか…。
一般上映回だったので、上映後に主演の莫子儀とプロデューサーによるQ&Aもあった。
小莫には申し訳ないけど、正直、3話以降が見たいかと言われると、う〜んという感じだ。😄
終わって外へ出るとけっこうな雨模様。
なので予定を変更して、ホテルの隣の犁園湯包館で夕食にすることにした。
予約していないし人気店なので20分くらい待ったけれど、小籠包とネギ餅をオーダー、自分で取ってくる小菜(小皿料理)は大好きな芋頭とメンマ。
小籠包はエビとへちま。日本だとへちまをあまり食べる機会はないが、エビとの相性が抜群で、実に美味しい。
ネギ餅も外はカリカリ、中はもっちりでたまらん。
芋頭はタロイモを甘く煮たもので、かき氷のトッピングとしても定番。これが大好物でメニューにあれば必ず食べるのだ。
ああ、大満足❗
つづく