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やっぱり魚が美味かった!キトキト富山の旅〜Day2

0909toyamawan 氷見の朝、雨上がりで富山湾の向こうにはやはり立山連峰は見えない。
さぁ、朝食だ。
ダイニングのビュッフェでは、好きな具材を載せての海鮮丼がうれしいし、牛すじやイカ、エビ揚巻、魚のすり身団子汁など氷見の食材は絶品、富山のコシヒカリのご飯もおいしい。
これが冬ならば、寒ブリやカニが食べられるだろうから、また来てみたい氷見である。
チェックアウト時、宿のロビーは団体客が出発した後だったので、静まりかえっている。送迎バスを待つのは私ともう一組の老夫婦だけだ。

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0909ticket この日は富山駅へ向かうのだが、氷見駅ではICカードが使えないため久々に紙の切符を買う。
明け方の雨はどこへやら、すっかり良い天気だ。
終点というか起点というか…氷見駅をあとにして、途中の雨晴駅のホームから臨む雨晴海岸も美しく、ガタゴト単線列車の味わいは格別。
私はそれほど鉄分が多くはないけど、列車の旅は大好きだ。次はどこのローカル線に乗ろうか、夢は膨らむ。


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0909shiroebi およそ1時間で富山に到着。
絶対に食べようと決めていた白えび天丼を目指し、駅構内にある富山の名産、名店を集めたエリア「とやマルシェ」の白えび亭に行くと、開店を待つ長蛇の列。
向こうに見える同じような人混みは、「氷見きときと寿し」のようだ。
ひとしきり名産店を回ってお土産のリサーチをし、白えび亭の列に並ぶ。30分ほどで入店でき、お目当ての白えび天丼を味わう。
白エビは細いので当然ながら揚げ油の分量が多く、最後まで食べるともう、しばらくはてんぷらは良いかな、という気持ちになった。

0909aubade さて、宿はすぐとなりのビルだけど、まだチェックインはできないので荷物だけ預け、駅の反対側のアーバンプレイスへ向かう。
ここは14階建てのビルで、飲食店やカフェ、美容院やブティックなど多様な商業テナントがある、富山駅北再開発の中心的ビル。
この日の目的は、アーバンプレイスの中にあるオーバード・ホールで宝塚の全国ツアー公演を見ることだ。
このホール、2,196席で客席が5階まである。1、2階はワンフロアになっているが、この規模は、本州の日本海側で最大級だという。

0909panel この公演に推しは出演していないのだけれど、何度も再演されている苦いラブストーリーの名作『琥珀色の雨に濡れて』が大好きで、トップスターが代替わりした新生月組のキャストがどのように見せてくれるのかとても興味深いので、遠征することにしたのだ。
新しい主演コンビはキャラクターのイメージにかなり近く、それぞれのキャリアもあって予想通り、いや予想以上の好演だった。併演のショー『Grande TAKARAZUKA 110!』も、本公演の半分以下の人数とは思えないパワーで、ゴージャスかつスタイリッシュ。
至福の時間だ。

0909dinneri ラッキーなことに昼夜2回公演ともチケットをゲットできたので、マチソワの間にホテルへチェックインに行き、同じように関西から遠征してきている友達と早めの夕食をとる。
劇場とホテルが駅構内を抜ければすぐ、という立地はつくづくありがたい。
もう、魚以外食べる気がしないので、ランチした白えび天丼のとなりの「越中茶屋」で刺身定食。
もちろん美味しかったのだけど、もう少し量が欲しかったなぁ。

0909chitetsu この日の宿「富山地鉄ホテル」についても記録しておこう。
ここは地元の鉄道会社「富山地方鉄道」が母体で、JR富山駅直結。雨に濡れずに行ける、とても便利なビジネスホテルだ。
フロントの横には24時間オープンしている宿泊客専用にラウンジがあり、先述の関西の友達もここに泊まっているので、公演後はこのラウンジでフリードリンクをいただきながらあれこれお喋りできたのがうれしい。
部屋はツインのシングルユースなので、広くて機能的。これで8,800円。
ただ、水道水が富山の名水ということなので、ミネラルウォーターのペットボトルはない。
窓の外に見えるのはオーバード・ホールなので、舞台の余韻が増幅され、良い夢が見られそうだ。

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つづく

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