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2024大阪アジアン映画祭〜食い倒れて映画三昧Day1

0317hotelhanshin 毎年恒例の大阪アジアン映画祭、今年は10日間の会期中3月5日から一週間行ってきた。
往復の足は、たまっているマイルでANA利用。
伊丹空港からリムジンバスでハービス梅田へ。ここからホテルは徒歩圏なのだが、あいにくの雨なのでJR大阪駅から環状線に乗った。
宿泊は映画祭のメイン会場に近い、福島駅前「ホテル阪神」。Sポイントが貯まり、CSチャンネルのスカイステージが見られることが、私にとってたいへん重要なポイントだ。

映画祭は一日に何作も見て取材したりするので、昼と夜のご飯をどうするか、これはスケジューリングの際にとって大事なのだ。
夜8時以降は食べないと決めている普段の生活リズムからあまり大幅に狂わないようにしたいので、どうしても夜は早めの食事時間になる。
今日はオープニングセレモニーが18:45からなので、時間はたっぷりある。大阪へ来たなら粉物から、というセオリー通りにまずはリサーチしておいた「京都お好み焼き 頂 福島本店」に17時の予約を入れる。

0317itadaki 「京都お好み焼き 頂 福島本店」は、福島の路地裏にある。
しかもかなり入り組んだ路地で、Googleマップを頼りながらなんとかあまり迷わずにたどり着けた。
早い時間なので、ほかに客はいない。
看板メニューの「頂焼き」を注文して、一人カウンター席で待つ。壁には著名人のサイン色紙がいっぱい掛けてあるが、誰のだかは、ほとんどわからない。
30分くらい待ってようやく焼き上がった「頂焼き」(税込み1730円)は、どこが京風なのかはわからないがパリパリに焼いた麺が入っていて美味しい。
ただ、裏面の焦げ付きが激しく、申し訳ないがここは残させてもらった。

0305oaff1 食べ終わって、カンを頼りに目的地目指して路地を進み大通りに出たら、なんとABCホールは目の前。
そうか、こっちから来た方がわかりやすい。
この日のスペシャル・オープニング・セレモニーは、香港、マレーシア、台湾、インドネシア、カンボジア、タイ、バングラデシュ、日本の24 作品から、監督、出演者など40 人を超えるゲストが登壇。
興味のある方は、母屋のアジアンパラダイスの記事をご参照いただきたい。
http://www.asianparadise.net/2024/03/post-d0d1e6.html

0202moonthieves 今回の最初の一本は香港映画『盗月者』。
監督は袁剣偉(ユエン・キムワイ)で、以前『暗色天堂』を見たがあまり心に残るものがなく、実は期待していなかった。
ところが、これは同じ監督なのか?と思うくらいおもしろい東京と香港を舞台に国宝級腕時計を巡って繰り広げられる犯罪アクション映画。
老舗の時計店の二代目の悪徳ディーラー、この先代の時代からの窃盗チームメンバーと彼らに復讐したい青年、そして巻き込まれた天才鍵師のオタクによる大規模な犯罪計画。
裏切りと見せかけて…からのたたみかけるどんでん返しのストーリー展開で、本当に痛快なエンターテインメントだ。

0202moonthieves2 メインキャストは香港の人気グループMIRRORのメンバー盧瀚霆(イーダン・ルイ)、呂爵安(アンソン・ロー)、姜濤(ギョン・トウ)と最近香港映画で大活躍の張繼聰(ルイス・チョン)、白只(マイケル・ニン)という魅力的な顔ぶれ。
特に白只はとても良い役者に成長していて、林雪(ラム・シュ)の後継と思えるポジションを確立したのではないだろうか。
俄然翌日のインタビューが楽しみになった。

※『盗月者』についての参照記事
http://www.asianparadise.net/2024/03/post-990be4.html
http://asianparadise.sblo.jp/article/190815300.html

つづく

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