2024大阪アジアン映画祭〜食い倒れて映画三昧Day2-前編
さぁ、2日めの朝は早い。
昨夜見た香港映画『盗月者』の袁剣偉(ユエン・キムワイ)監督の個別インタビューが9時30分からなのだ。
メイン会場であるABCホールの階下の控え室が取材場所になる。
少し早めに着くと、すぐ通訳のソフィ上川さんも到着して、取材前に色々お喋り。
上川さんは香港で監督の講演会に参加して事前に色々お話しを聞いていらっしゃるし、香港映画の製作にもたくさん関わっているので監督や出演俳優についてとても詳しい。だから取材前に上川さんとお話しできると、とてもありがたく、力強い。
諸般の事情により昨年から以前のような中華圏ゲストのインタビューコンプリートはできないので、今年は香港と台湾でこれまで取材したことのない監督おひとりずつお願いすることにして、香港は袁剣偉監督。
昨夜のアフタートークでも、お話しはおもしろいしとても感じの良い方という印象が強かったのだが、間近でお会いするとさらに魅力的だ。
林嘉欣(カリーナ・ラム)が略奪婚したのも納得。(とは言え、昨年離婚したらしい)
インタビューの内容は母屋のアジアンパラダイスに書いたので、そちらをご覧いただきたい。
参照記事 http://www.asianparadise.net/2024/03/post-990be4.html
インタビューPodcast http://asianparadise.sblo.jp/article/190815300.html
インタビューを終えて急ぎホールへ向かい、10時10分からの『潜入捜査官の隠遁生活』を鑑賞。
これは、2022年に大阪アジアン映画祭で上映したデビュー作『黄昏をぶっ殺せ(原題:殺出個黃昏)』に続く高子彬(リッキー・コー)監督の2作目。
潜入捜査官として活躍した女性が退いて目立たぬよう暮らしていたが、正義感の強い娘が内緒で空手を習い困った人を助ける”空手少女”と話題になりある事件に巻き込まれ…というアクション。
歌手でも有名な謝安琪(ケイ・ツェ)が、初めて娘を持つ役を演じている。
香港では女性のアクション映画も多く、これもまた痛快かつ家族の秘密と再生を描いて見応えがあった。
『潜入捜査官の隠遁生活』アフタートークPodcast
http://asianparadise.sblo.jp/article/190821496.html
前作『黄昏をぶっ殺せ』記事
http://www.asianparadise.net/2022/03/post-61651d.html
この後期間ズレて大阪入りしていた友達と唯一会える時間だったので、ふたりで近くのGoodsiphoncafeにて爆速でランチを流し込み、20分くらいで「じゃあ、またね」。
私は次の映画を見るため、急ぎ足で会場に戻った。
つづく