4年ぶりの台北6〜値上げと円安は辛いが臭豆腐は最高!
ここは美味しい臭豆腐を探し求めていた時に見つけた店で、文字通り上海の家庭料理が食べられる。
テーブル数も少ないので、一人で行くときは早めに行けば大丈夫だが、台湾の店のほとんどと同じく事前に予約しておくと安心。
この日は4人だったので、色々な料理を食べられてうれしい。
臭豆腐は揚げたものが人気だが、私はこちらのように煮たものが大好き。揚げたものより臭いは強いが、ちょい辛でコクのある味がたまらん。
その他びっくりするくらい大きな獅子頭(肉団子)、トロトロの白菜炒め、ご飯の上にのせると何杯でもいける挽肉とニラの茎を炒めた「蒼蠅頭」、土鍋菜飯、お馴染みの切り干し大根入り玉子焼き「菜脯蛋」、どれもうまい!
そして会えなかった時間を取り戻すように喋りまくっていると、すでに店には私たちだけしかいなくて、店主から「閉店だよ」と言われる始末。
ああ、美味しかった、楽しかった。4人で1400元。
また会おうね、みんな。
さて翌日は「金馬奨」本番だが2時までに会場へ行けば良いので、すでに予定していた鹹豆漿を食べに「阜杭豆漿」へ。
ここはご存知の方も多いように超人気店で、いつ行っても行列必須だ。
この日は土曜日で混雑は承知の上。しかしこの日しか行かれないので覚悟している。
案の定長蛇の列だったが、40分くらいで入店できたので良しとしよう。
お決まりの鹹豆漿と厚焼餅で75元。たぶん少し値上がりしているだろうけど、気にならない安さだし安定の満足感。
ちなみに、台湾人の友達に言わせると、鹹豆漿を食べるのはほとんど日本人だそう。台湾人にとっては豆漿は甘い飲物だと。
この日の夜ご飯は「金馬奨」で出されるお弁当で、前回ご紹介した排骨飯。
この種のお弁当はだいたい排骨か鶏排(鶏の唐揚げ)、もう一つ選択肢があるとするとベジタリアンなので、私は排骨一択となる。
「金馬奨」だけにやや豪華な排骨飯だが、授賞式のスケジュールにより午後4時に提供され、時間もあまりないので完食できないのが残念。
それを気遣ってか、午後8時に夜食も出る。しかし今年は麺だったので、合間に立ってかっ込むという感じで味はよく覚えていない。
やはりご飯はゆっくりと味わって食べたい。
つづく