4年ぶりの台北8〜値上げと円安は辛いが楽しい旅だった!
毎日70種類ほどの焼きたてパンが並ぶ「呉寶春麺包店」は、併設のカフェで限定メニューが食べられるので、パン好きの私は必ずここに来る。
世界で一位二位を獲得した看板メニューの酒釀桂圓麵包と荔枝玫瑰麵、梅引茶香にエシレバターがついたセットや、食パンセット、ラクレットチーズトースト、パンとサラダのプレートにスープが付いたセットなど、どれもたまらないおいしさだ。
特に早々に食パンが売り切れることが多いので、食パンメニューにありつけるのは運試しに近かった。
ところが、なんとこのカフェがなくなってしまっていたのだ。
ぐぁ〜ん!
この衝撃と喪失感。
在りし日の写真を上に載せておくので、一緒に偲んでいただきたい。
衝立の向こうのカフェスペースだった所をのぞいてみると、作業場になっていた。
自分用のお土産に酒釀桂圓麵包と食パンを買い(700元)、待ち合わせている友達にLINEでこのことを伝える。
さて、どうしたものか。
この辺のほかの店は知らないし、見渡してもあまり店はない。
目に入るのは広い象山公園と、台北101。
ここ象山はその名の通り山があり、象山公園を通り過ぎると登山道がある。
象山自然歩道というウォーキングコースとはいえ、ちょっとした登山なので、行ったことはない。
とりあえずGoogleで近くのカフェを検索。
ようやくよさげなカフェが見つかり、友達に連絡してGoogleマップを頼りに向かった。
友達はここから家が近いのでタクシーで向かったようで、途中「けっこうな坂道」とかの情報を入れてくれる。
そのカフェは象山の登山口に近いようで、かなり勾配のある道路を息を切らせながら登らなければならない。
さらに店の場所は台北の住所表記の一番細かい単位の「弄」まであるので、大通りから入った脇道のさらに奥、路地にある。
息切れと汗だくの末、ようやく目指す「象山日光珈琲」に着いた。
たしかにとても雰囲気のある店で、店内はアンティークでクラシックなスタイルの装飾。
大きな映画のポスターも壁に掛かっているので、オーナーは映画好きのようだ。
メニューはQRコードを読み取って見るのだが、オーダーはカウンターで口頭で伝えるというスタイル。
ランチなので私はお腹を満たせるワッフルを、友達はおにぎりにしたものの、ご飯が足りずにおにぎりは1個だけしか作れないという。
なので、ボリュームたっぷりのワッフルを分けることにした。440元。
そして、この日も映画や今回の映画祭のことなど話は盛り上がり、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
慌ただしくも、充実した一週間の台北。
まだまだ会いたかった人もいるし、食べたかったものもたくさんある。
残した思いは、次の楽しみとしよう。
このシリーズ終わり





