4年ぶりの台北2〜値上げと円安は辛いが餃子はうまい
今回いくつかある定宿の中でここにしたのは、今回の目的のひとつである金馬影展(映画祭)が台北101に近い台湾最大のシネコン「信義威秀」が会場になっているので、ここへのアクセスが良いから。
MRTとバスで1本で、特に20番のバスだとシネコンの真ん前に停まるのだ。
この20番のバスは東の信義から西の西門町までを結ぶ路線で、途中に永康街や中正記念堂、博物館などの観光スポットを通り、車窓から総統府も見られる。
私は選ぶホテルの条件が3つある。
バスタブ、温水洗浄付トイレ、ランドリールーム。
台湾は湯船に浸かる習慣がないので、高級ホテルでもバスタブのないところがけっこうある。夏ならばシャワーだけでも良いけれど、秋から冬は肩までしっかりお湯に浸かりたい。
温水洗浄付トイレを備えているところは増えてはきているものの、選択条件として最も難しいのはランドリールーム。ラグジュアリーホテルには絶対にない。
私は滞在期間が長いので、洗濯は必須だ。
この条件を満たす数少ないホテルのうちのひとつが、「丹迪旅店(ダンディーホテル)大安館」。
ホテルの部屋は高いランクではないので路地裏Viewだが、室内はとても使いやすい。
ベッドはダブル、小さいけれどクローゼットもあり、バスルームに洗い場があるのは、とてもありがたい。
無料Wi-Fiはもちろん、ミネラルウォーター2本、お菓子やティーバッグのお茶類も無料。
ちなみに、私はいつも布製の折りたたみ式シャツホルダー(3段)を持って行き、クローゼットのバーに取り付けて使う。
洗濯物を干す折りたたみハンガー(乾燥機は使わないので)、バッグを吊したり靴下を干すのにS字フックもあると何かと便利だが、チェックアウトの時によく回収を忘れる。💦
前回もお伝えしたように、台北のホテルは軒並み値上がりしているので、ここも楽天で7月に予約して平日が3,289TWD、金曜が4,176TWD、土曜は4,489TWD、日曜が3,445TWD。
合計で25,266TWDで、最近のレートで日本円に換算すると約118,750円!
私は以前台北に住んでいて銀行口座の預金があるので、今回はカード決済ではなくそこから引き出して現金で支払うことにした。
同様に、滞在中の費用も台湾観光局からいただいた5000TWDの悠々カードとこの預金でまかなった。
到着日の夕食は、信義で仕事をすませてから20番のバスで永康街の「東門餃子館」へ。
色々食べたくて、完食できないのわかっていて焼き餃子と炒飯、スープを頼んでしまった。
ああ、美味しい!
360TWDなり。
永康街も「高記」がなくなっていたり、かつての鼎泰豊本店はテイクアウト専門に衣替えし、斜め向かいにできた鼎泰豊 新生店も予約ができないシステムを継承して長蛇の列ができている。
4年のブランクをしみじみと感じた夜だった。
つづく