CDを売る〜その4 香港モノのほうが台湾モノより高値傾向
◆香港モノは名古屋の「エーブック」
前項でも書いたように、香港のCDとDVD(香港リージョン)は、雑誌やグッズも一緒に名古屋の「エーブック」にお願いした。
こちらは、査定額50円以上のものはタイトルとアーチストごとにリスト化され、それ以下のものは「その他◯◯枚」と記されている。
張國榮(レスリー・チャン)と四大天王はちゃんと分けてあり、梅芳艶(アニタムイ)に良い値が付いていたのはうれしい。
そして、どうかなぁと思いながら一緒に送った大陸モノも、羽泉と張靚穎(ジェーン・チャン)に値が付いていた。
店主の買い取りコラムで"うれしい出会い"という言葉が印象に残っていたのだが、残念ながら私の送った中にはお宝はなかったものの、張學友(ジャッキー・チュン)コンサートツアーアルバム『學友光年世界巡迴演唱會』の中古品は、日本での取引歴が見つからなかったそうだ。
「エーブック」
https://abookz.jp/
今回の査定商品数:約350点
今回の買い取り価格:21,590円
◆台湾CDは茨城の「かうかうアジア」
こちらは、一番最初に出張買い取りから始まる様々な相談にのってもらった店だ。
店名からして専門性が高いだろうと思われ、台湾CDのみ送った。
ここは、希望すれば時間はかかるが全ての査定額をリストにしてpdfで送ってくれる。
「CDを売る〜その2」でも紹介したように査定基準が明確で、状態による減額ポイントも細かく明記されていて、とても丁寧な査定をしてくれたと感じた。かなり厳しい査定とも言える。
また、査定額アップや各種ボーナスの加算対象についてもメールに書かれている。
・CDやDVDにトレカが付いている場合
・全体的にホコリや汚れの付着が少ない場合
・全体的に傷みや劣化が少ない場合
・関連品をまとめてたくさん送っていただいた場合
・高額査定品をまとめて送っていただいた場合
私の場合、まとめ売りボーナスとして査定額の10%弱が増額された。
更にアンケート回答とコメント投稿が各200円というオプションもあり、もちろん書いて送った。
「宅配買取かうかうアジア」
https://kpopcd.com/
今回の査定商品数:約300点
今回の買い取り価格:29,332円円(まとめ売りボーナス含む)
◆駿河屋第二弾
駿河屋第一弾では買い取り参考価格500円以上のCDを出したのだが、日本版のCDもいくつか出てきたので、日本版DVD、香港&台湾CDと古書店から値付けされなかった雑誌やMookなどを、あんしん買取検索にかけてみた。
そうすると、意外に良い値が付くものがあり、この際値がつくものは全て出すことにした。
買い取り参考価格が出ずに「メールでお問い合わせ下さい」というのがかなりあったので試してみたが、ほとんどが値は付かず、検索で出てこないものは自分で登録もできるので、試しにいくつかやってみたところ1円という結果。
これなら「エーブック」や「かうかうアジア」に出せば良かったと思ったが、後のまつり。
でも、范暁萱(メイヴィス・ファン)と昭和のアイドル黛ジュンにそこそこ高値が付いたし、劉徳華(アンディ・ラウ)の写真集も悪くない。
どこでも供給過多で値が付かないF4も、国内盤1枚だけ30円。おお、値が付いた!という感じ。
「駿河屋」
https://www.suruga-ya.jp/man/kaitori/kaitoritop.html
今回の査定商品数:45点
今回の買い取り価格:19,833円(手数料差し引き後)
◆いろんなことが解りおもしろかった
買い取り先3店それぞれ基準や買取額は異なるものの、ざっと見渡すと香港モノのほうが台湾モノより高値傾向のようだ。
これは、かうかうアジアの方も言っていた。
そして、高値が付くのは最近のアーティストではなく大御所だったりするのも、あまり流通していない希少価値があるからということなのだろう。
今回のMyコレクション高値CDベスト5
1位 ザ・ベスト・オブ・ジャッキー・チュン/張學友(ジャッキー・チュン)日本盤 ※駿河屋
2位 愛人同志/羅大佑(ルオ・ダーヨウ)台湾盤 ※かうかうアジア
3位 音樂工廠Ⅱ 首都 CAPITAL/羅大佑(ルオ・ダーヨウ)台湾盤 ※かうかうアジア
4位 Rain/范暁萱(メイヴィス・ファン)台湾盤 ※ファーストアルバム 駿河屋
5位 スピリッツ/劉徳華(アンディ・ラウ)日本盤 ※駿河屋
ちなみに、買い取り経費としての出費は送料は全て無料になったので、梱包用の緩衝材(プチプチ)をダイソーで10袋購入した1,100円のみ。
ダンボールの隙間を埋めるのは、たまっていた古いタオルを利用した。
そして、こまめなリサーチと買い取り先を3社にして宅配買い取りにしたことで、最初に見積もられた出張買い取りの"まるっと◯万円"の倍近い買い取り金額になったことをお伝えしておこう。
4回に渡って経験談を書いたが、このシリーズ記事がコレクション整理を考えている方の参考になれば、幸いだ。
CDを売る〜その1 果てしない準備
http://www.kimagure.net/2023/02/post-2bcaff.html
CDを売る〜その2 どこに売る?
http://www.kimagure.net/2023/03/post-b7ee38.html
CDを売る〜その3 買い取り先の仕訳
http://www.kimagure.net/2023/03/post-64e255.html
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