北近畿の旅 紅葉の播磨路-2〜羽田から宝塚へ
ようやく出発した機内は満席。
「感染予防のため、長時間マスクを外しての飲食はお断りします」というアナウンスがあり、すっかり機内でランチするつもりでカツサンドを買ったのに…お腹も空いたしなぁ。
我慢するしかないかと思ったら、斜め前の人がお弁当食べ始めたではないか。
そっか、口に入れたらマスクをするという、いわゆる"マスク会食"にすれば良いかも、ということでたまたまだけどそれにピッタリなサンドイッチをチョイスした自分を褒める。
伊丹は雨。
でも、モノレールで蛍池での阪急へ乗り換えも濡れることないアクセスでありがたい。
宝塚に着いたときは小雨になっていたものの、傘を差したのは駅からホテルまでの間だけ。
チェックインして荷物を置いて出た時にはもう雨は止み、すぐ隣の宝塚大劇場へ向かった。
今回は芝居の『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』が13世紀のジョージア(旧グルジア)を舞台としたドラマティックな歴史ロマンと、宝塚らしいラブロマンスが見事に融合した佳作。
ショーの『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』はパワフルかつ光と音の洪水で、芝居の感激が吹っ飛ぶほどの衝撃。
どちらも素晴らしかった。
そして、ディナーは宝塚ホテルのフレンチ。
ほんとは和食が良かったんだけど、予約したのが直前だったため満席で、8時からという遅めだけ空いていたこちらの「アンサンブル」で。
良質のコースで、珍しいごぼうのポタージュが美味しく、デザートの栗のタルトは絶品。これで3000円はお値打ちだ。
このホテルはほとんど宝塚歌劇ファンが宿泊するため、"夢のつづき"というコンセプトで外観も内部もファンタスティックになっている。
部屋が狭いことをさておけば、素敵なホテルだ。
つづく
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北近畿の旅 紅葉の播磨路-1〜全国旅行支援を使ってみた
http://www.kimagure.net/2022/11/post-0b06f9.html