気まぐれろまん

さぁ、河原町から今回の旅の大きな目的のひとつ、黒豆を買いに小田垣商店へ向かう。
お正月用にいつもここの黒豆をネットで買っているのだけど、「飛びきり」という一番大粒の黒豆は早々に売り切れてしまうので、現地買付け。😀
こちらも江戸時代後期から大正時代初期の建物で、国の登録有形文化財だそうだ。
店内は丹波黒大豆や丹波大納言小豆をはじめ、煮豆、きなこペースト、ぜんざいや豆菓子などのスイーツが並んでいて、テンション爆上がり。
どっさり買い込んで、宅配をお願いした。

そして、「小田垣豆堂」というカフェスペースで黒豆茶とモンブランを食べようと思ったら満席。
整理番号を発券して、登録すればLINEで連絡をくれるというシステムだったが、もう一度商品をじっくり見ながら店内で順番を待つ。
町中はほとんど人がいないのに、ここだけは混んでいる。
待った甲斐あって、すてきなデザインのカフェでいただく黒豆茶と新栗のモンブラン超うま！
窓側のカウンター席だったので、風情のあるお庭穂ながめながらのほっこりタイム。
極楽、極楽。

のんびりできているのに、思ったより時間の経つのがゆっくりで、まだ日も高い。
一旦ホテルへ戻り、ちょっと部屋で休んでから夕食に。
予約した店はホテルから歩いて20分くらいなので徒歩で向かったのだけど、道は暗いし歩道がない。
しかも車はバンバン通るからこれは危険…ホテルに戻ってタクシーを呼んでもらった。
若い頃と違うので無理は禁物、安全第一で楽しまないとね。

但馬牛の本場だからと事前に調べて予約した「石焼き 四旬」、クーポンに見合うお値段のレディスコースをオーダーしたら、出てきたのは但馬牛の切り身と野菜。
え？！
なんとテーブル上のコンロに乗っかった石で自分で焼くのだ。
けっこう広い店だけどほかに誰もいなくて、ほんとに"ひとり焼肉"。
肉は美味しいけど、タレが三種ともいまいち。惜しい。
リサーチの失敗を認めよう。

つづく

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北近畿の旅 紅葉の播磨路-3〜篠山散策と鯖寿司
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