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台北の誠品書店敦南店クローズ〜お世話になりました

0601chengpin1昨日5月31日、世界初の24時間営業の書店として人気だった誠品書店敦南店が約30年の歴史に幕を閉じた。
代官山の蔦屋がモデルにしたという木のぬくもりにあふれすわり見OKという店内は、日本から訪れた観光客に大きなカルチャーショックを与えた。
私も台北暮らしの時はすぐ近くに住んでいたので、本当によく通った。
本を買ったり眺めたり、併設のカフェでティータイムを楽しむこともしばしば。夕ご飯を食べるために地下のフードコートにもお世話になったものだ。

閉店についてはかなり前に発表されていたが、敦南店のクローズに伴い、信義店が24時間営業を引き継ぐこととなった。
フロア面積は敦南店の2.5倍になるが、書店の周りの環境はだいぶ変わる。
敦南店は仁愛路と敦化南路が交差するロータリーの手前にあり、台北メトロの忠孝敦化駅から徒歩3分くらいというアクセスの良さと、緑の街路樹が美しいのでとても気持ちの良い場所だ。
いつ頃からか、書店が入るビルの玄関前にはここの客目当てでたくさんの露店が並ぶようになったが、この風景はもう望めない。

敦南店は私の大きな目的であるエンタメ系の出版物の品揃えもよく、CDやDVDは他のショップよりも価格は高めだったが、ここに来ればほとんどの作品が見つかる。
たまにセールでかなりお買い得の品があったりするので、気になっていた旧作や、持っているけど人に薦めたいDVDなどもよく購入した。
金馬影展や台北電影節の小冊子も誠品各店に置かれるので、季節になると必ずそれをもらいに来た。

0601chengpin2そして、同じフロアにあるカフェは、ランチやティータイムによく利用した。
台北の多くのカフェと同様にWi-Fi提供ありなので、iPad開いたら店員さんがすぐパスワード書いたカードを持って来てくれたことに感激。こういう心配りはありがたい。
この写真のオレンジペコとスコーン、紅茶はちょっと高めだけど、ポットでくるのでたっぷり。しか〜し、なんとコーヒーは半分くらいの値段でお代わり自由みたい。道理でコーヒー飲みながらパソコンいじっている人が多いわけだ。

0601chengpin3地下のフードコートには色々な店があったけれど、私はこの精進料理バイキングがお気に入り。動物性タンパク質はないけど、油分はあるのであまりヘルシーではないかも。(^o^)でも、これで100元。安っ!
夕飯には早い時間に来た時は、これをテイクアウトすることもけっこうあった。

昨夜は閉店を惜しむ人が大勢来店し、玄関前ではファイナル・ライブも行われたようだ。
この時期でさよならを言いに行かれないのが本当に残念。
謝謝、誠品敦南店!

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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