都道府県全制覇記念〜大分の旅その1
今回は夕方発の3泊4日なので、色々検討した結果、別府と湯布院というテッパンコース。
竹田や杵築、耶馬溪など行きたいところはたくさんある大分なのだが、外せない湯布院と「ゆふいんの森号」に乗ることを優先し、公共交通機関を使っての旅となると、これしかなかったのだ。
国内線に乗ることが少ないので、ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)というのを初めて利用した。
なかなかの優れもの。
ちょっと一緒に入ってみたくなるね。
搭乗口で仕事を早退した同行者と落ち合い、いざ大分へ。
1時間45分はあっという間で、預けた荷物を受け取ろうとターンテーブルで待っていると、なんとウニが回ってくる。
足湯もあるし、さすがに温泉県。
到着便に接続している別府行きのバスで約50分、車窓から薄曇りののどかな風景を眺めつつ久々の旅情を味わう。
この日の宿は、駅前のビジネスホテル「別府ステーションホテル」。
寝るだけなので便利さと低料金を優先させたのだけど、予想外に広いのでちょっと得した気分。温泉大浴場があるのもうれしい。
夕食は、ホテルのとなりにある「まやかしや」でで名物とり天と甘味のある醤油だれがかかった新鮮な関アジの琉球丼、それに焼き椎茸を。
どれもまやかしではなく、本物の美味しさで肉厚の焼き椎茸は香ばしくて最高!
食後は、すぐ近くにある別府ブルーバード劇場を見に行く。
ここは昭和24年に創業した歴史ある映画館で、館長が厳選した映画を上映しているそうだ。
3階へどうぞ、と書いてあるので、ポスターが貼られた階段を上がっていくともぎりのおばちゃんの姿が見えた。今日は映画を見るのではなく映画館を拝見しに来たので、会釈して回れ右。
こういう雰囲気のあるローカル映画館は、時を忘れたワンダーランドのよう。次はここで映画を見てみたいと、いつも思うのだが、なかなか“次の機会”はない。
(つづく)
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