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大分の旅その3 湯布院〜ゆふいんの森号は最高!

0405yufuin1 都道府県全制覇記念-3。
さぁ、別府から湯布院へはバスで約1時間。
JR由布院駅は黒のモダンな駅舎で、礼拝堂をイメージしたものだそう。
スカーボロというイギリス製のクラシックカーを利用した9人乗りの小型乗合観光バスや観光辻馬車もあるけれど、もう、ここでは美味しいものを食べ、ゆっくり過ごそうということにしたので、駅前から湯の坪街道でお土産見たり食べ歩き。
焼きたてドーナツにホットチョコレートがたっぷりかかっている「焼きたてミルヒチョコドーナツ」に始まり、金賞コロッケ、その先のもう一軒のコロッケ(名前は忘れた)など食べてロールケーキで有名な行列の店B-speakへ。
ああ、やっぱり…着いた午後3時過ぎではもう売り切れ。
まぁ、しかたないよね。

0405yufuin2 そして、とにかく韓国の旅行客が多く、歩いていると韓国語ばかり聞こえてくる。
せっかくのどかな温泉町に来たし風情を味わいたいので、メインストリートを離れ、路地を巡って玉の湯のTEAROOMへ。
ここは老舗の高級旅館だけあって、格調高く落ち着いている。
幸い土曜日でも混んでいなくて、韓国語も聞こえない。
お庭を眺めながら、静かにゆずジュースと名物だというあんぱんをいただく。
あんパン、うまいぞ!

0405yufuin3 湯布院の宿は玉の湯、亀の井別荘、草屋根の宿 龍のひげなど泊まってみたいところは色々あれど、何せ予算が…ということで悩みに悩んだ末、懐石料理で評判の良いの田乃倉で折り合いをつけた。
とは言え、かなり奮発したのだ。
いわゆる古い純日本旅館で部屋は二間続きで広いものの、あらら、窓際によくあるテーブルと椅子のセットがない。
座卓と座椅子のみ。
なので、脇息に膝をくぐらせMacBookを置いていたら、お茶菓子を持ってきた仲居さんに笑われた。
脇息をこんな使い方する人は見たことないらしい。
そりゃそうだわな。

0405yufuin4 夕食はメインを豊後牛の陶板焼きにした伝統的な懐石で普通に美味しいけど、正直特別凄いとは思わなかった。別府のGAHAMA terraceの方が色々創意工夫されていたなぁ。
大浴場の温泉は2つの内湯と露天風呂もあり広いのだけど、露天は木々に囲まれているため小さな木の枝や葉っぱがたくさん浮いている。
ちょっと邪魔。(^O^)

0405yufuin5 翌日は今回の目的のひとつである"ゆふいんの森号"に乗車。
スタイリッシュなグリーンの車体、レトロモダンな室内は評判通り素敵で、テンション上がりまくり。
まずは車内でしか買えないミシュラン一ツ星を獲得した、北九州の名店「寿司竹本」監修の、ゆふいんの森車内オリジナルお弁当「折鶴~おりづる~」を買いにビュッフェ車両へ。すぐに売り切れてしまうというのでドキドキしたが、セーフ。
そして、なんと前日に買えなかったB-speakのロールケーキも二切れ入りののスペシャルパックを車内で販売していたのはうれしかった。
リゾート列車だけに、客室乗務員がフォトフレームパネルを持って車内を回り写真を撮ってくれ、子供向けには乗務員の制服と制帽を貸してくれるというサービスもある。
今回初めて乗った列車だけど、やっぱり鉄道の旅は最高!

0405yufuin6 最後に、湯布院映画祭について書いておこう。
私が何十年も前カニ行きたかったこの映画祭、なんと日本で一番古い映画祭だ。
1976年に始まった時、うちからすごい遠いところだけど、映画ファンと作り手が集まるなんてすごいことが始まったな…と、衝撃と憧れを持ってこの年まで来てしまった。
映画館のない町での映画祭、それが今年の夏で45回目を迎える。
8月27日(木)~30日、コロナが収束して無事に開催されることを、ただただ祈りたい。
湯布院映画祭公式サイト:http://www.d-b.ne.jp/yufuin-c/

(写真は映画祭とは関係ないが、雰囲気ものということで)

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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