台湾はぽんかんも美味しい〜色々あるよね、フルーツ天国
フルーツ天国の台湾ではマンゴーやライチが代表的だが、この時期おいしいのは掽柑(ぽんかん)。
外皮は厚いけれど手でむけるし、内皮は薄いので袋ごと食べられる。甘くてジューシー。こういっちゃ何だが、松山の親戚から届く愛媛ミカンよりも糖度が高いのだ。
今年も台湾のクライアントから届き、ありがたくいただいている。
台湾の産地の多くは南部らしいが、日本では愛媛、大分、鹿児島、高知でも作られているものの生産量が少なく、台湾からの輸入が多いと、台北ナビの記事にある。
台湾のぽんかんを食べきり、スーパーで国産のポンカンを買って食べたのだけど、送ってもらったものにはかなわない。
まぁ、品種やグレードの差もあるかも知れないが。
この写真は去年の5月に撮ったものだが、春でもまだ店先に並んでいた。
青いものが多いが、常温で置いておくと数日でオレンジ色になり食べ頃となる。すでにオレンジ色のものを買ったら、一個一個ラップに包んで涼しいところや冷蔵庫の野菜室に入れておくと日持ちする。
一斤は600グラムだから3〜4個、それが29元=100円ちょっと。
やっぱり安い!
ちなみに、後ろのポリ袋に包まれているのは皮をむいて四等分したパイナップル。
パイナップルは春から夏にかけてが旬なので、台北に住んでいる時はその時期冷蔵庫に欠かしたことがない。
近所の市場でまるまる一個買い、その場で皮をむいてもらう。
おばちゃんが大きなナイフというか包丁で手早く皮を切り落とし、丸裸に。
頼めばさらに小さくカットしてくれるが、いつもこの丸裸状態が可愛くてそのまま持ち帰り、家でカットしてタッパーに入れて保存しておく。
でも、西瓜は必ず実だけ小さくカットしてもらっていた。
台湾の西瓜はラグビーボールより細長く大きな楕円形で、もちろん1人で一個は食べきれないため四分の一を買う。
「小さく切ってね」とお願いすると、おばちゃんは小ぶりの鎌みたいな湾曲した刃を持つ特製ナイフで西瓜の皮と実の間をサァーッとひとなでし、上からサクサク切ってピンクの縞々ののポリ袋にカット西瓜を入れてくれる。
この一連の作業が素早く鮮やかで、いつも見とれていた。
一度やってみたいと思ったが、指切りそうなので…。
ちょっとずつ色々な果物が食べたい時は、コンビニや露店で売っているパックに入ったカットフルーツが便利だ。
写真のキウイの下にあるのが、連霧(レンブー)。赤い皮で中は白い実、もとの形はピーマンに似ている。
リンゴよりも梨に近いシャリシャリした食感でさわやかな甘さ。これも大好きで、秋から冬はヘビロテのフルーツだった。
パパイヤの下にある青い皮は芭楽(グァバ)、種のある中心部を取り除きメロンのように切って皮ごと食べる。ほぼ一年中見かけるけど、旬は冬だそう。
パパイヤといえば、台北で借りていた部屋の大家さんからパパイヤをいただいたことがある。
ちょうど一時帰国の直前だったため、このまま黄色くなるまで待つ時間がなく、そのまま置いておいたら食べ頃過ぎちゃうので、通っていた語学学校に持って行き先生にあげた。
あとで思ったのだけど、もしかしてあれは青パパイヤだったのかも知れない。
もらってくれた先生がどうやって食べたのかは、知らない。
そういえば、釈迦頭(シャカトウ)が去年から日本に輸入されている。
去年の台北駐日経済文化代表処の国慶節パーティーでそのニュースが発表され、冷凍の釈迦頭をお土産にいただいた。
ねっとりとあま〜く、トロトロ。
断面より外見の方が映えるフルーツ。(^O^)
冷凍輸入らしいからスーパーなどでは見かけない。高級フルーツパーラーとか通販か。
台湾では3個100円くらいだけど、日本では高いんだろうなぁ。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。