旅先でのお洗濯〜台湾のコインランドリー
ホテルにランドリールームがない時は、まず近くの「自動洗衣」をググる。
徒歩圏にあるのがベストだけど、地下鉄やバスに乗って…というのも何なので、ちょっと距離がある時はシェアサイクル「U bike(ユーバイク)」を使う。
「U bike(ユーバイク)」については、台北リピーターの方ならばご存じだし、そうでない方もネットでググれば場所や使い方はわかるので割愛する。
一番多く通ったのが、瑞安街の「快洗可得自助洗衣店」。大安駅前のホテルに滞在している時に利用していたところで、大安駅から歩くと15分くらいかかるので、雨が降っていなければもっぱらU bikeで。
大小3つずつの洗濯機に乾燥機が6台。
洗濯は当時60元、柔軟剤入りの洗剤が自動投入される。
乾燥機は、30分60元だったと思う。
洗濯から乾燥まで約90分だけど、途中で洗濯機から乾燥機へ衣類を移さなければならないので、ほとんどそこに座ってスマホいじったり本を読んだりしていた。
ここを利用する人はほぼ地元の人たち。私のようなホテルから洗濯物を持って来るのはほかに会ったことがない。
中には車で布団とかシーツとか大物を持って来る人もけっこういて、私のようにずうっとそこで待っている人もいない。みんないったん家へ帰るようだ。
一度、乾燥機にコインを入れても戻って来てしまう人がいて、壁に貼ってある緊急連絡先に電話していた。
他人事ではない、私だっていつそういうアクシデントに遭遇するかわからないので、じっくり観察。
10分くらいして管理人がやって来て、貯まったコインを回収した。
なるほど、コインがいっぱいになったので、もうコインが入らないという非常に単純な原因だった。
ある時、松江南京の定宿のランドリールームが工事中で使えないことがあり、一番近い林森北路の自動洗衣に行ったことがある。
林森北路と言えば、台北の歓楽街で日本式の居酒屋やクラブなどがあるところ。なので夜は避けて午前中に行った。
昼前の林森北路は空いてる店は全くないし、コインランドリーは路地裏にあるので、店の通用口にある前夜のゴミとかネコとかでなかなかの風情だ。
コインランドリーの利用者も、夜はきっときれいなんだろうなぁと思わせるおねーさんとかがいた。
そうそう、秋の映画祭が京華城にある映画館を会場にしたことが一度あって、その時は洗濯物を持って映画祭に行き、映画と映画の合間に近くの自動洗衣で洗濯したことがある。
その時はMacBookも持って行って、洗濯している間に原稿を書いた。
とても時間をうまく使ったと、今でも思う。(^O^)
球体型が特徴的な京華城は、先月末に18年の歴史に幕を閉じた。
あの自動洗衣はまだあるのだろうか…。
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