路線バスが好き!〜その1
バスの良い所は、外が見える。
運賃が安い。
目的地の近くまで行く事ができる。
そして景色を楽しむだけでなく、地理が頭に入るのにとても有用だった。
マイナスポイントは、道路状況に左右されるので時間に余裕を持って乗らないと、急ぐ時は危ない。
ま、これはどこでも同じか。
台湾ならではの乗車作法も頭に入れておかないと、最初はとまどうことがいっぱいだ。
まず、バス停で目的のバスが来たら手を上げないと停まってくれない。
前払いなのか後払いなのか、乗る時に確認が必要。これは乗車口から見えるところの電光掲示板に表示され、「上車」ならば前払い、「下車」だと後払いということになっている。
支払いは現金か悠遊卡(ICカード)で、現金の場合おつりは出ないので小銭(15元)必須。
降りる時の降車ベルは解りやすいが、アナウンスや表示が中国語だけなので、目的地のひとつ前の駅名も覚えておかないと降りそびれる。
また、日本だとバスが止まってから席を立って出口に行くけど、台北の場合はそれでは間に合わない。停まった時に出口にいないと、あっという間に発車してしまうのだ。
まぁ、これらのお作法は何度か乗れば身につくので、ぜひトライしていただきたい。
台北のバスは同じ路線でも複数の会社のバスが走っているので、ちょっとしたサービスが違う。
クリスマス近くには、ドライバーがサンタの衣裳を着ていたり、沿線の名所をガイドしてくれた運転手さんもいる。
先日乗ったバスには、なぜかポケモンのぬいぐるみがたくさん吊ってあった。これは決して広告ではないはず。(^O^)
私のお気に入り路線は20番。
永春高中から萬華醫院まで、台北101と市政府、大安森林公園、永康街と信義路を直進し、中世記念堂を過ぎると総統府を臨み博物館、西門から中華路を進むので、観光バスに乗っているような名所が見える。
(つづく)