知鳥咖啡について書いておこうかな
ここは、大好きな映画『百日告別』のワンシーンが撮影された場所で、桃園縣の龜山というところにある。
一昨年の11月、恒例の金馬影展という台北で開催される映画祭の時、空いている日にいざ、龜山へ。
数日前から入念にアクセスを検討したのだけど、最寄りの「長庚醫院」を目指すこれだ!という決め手のルートが見つからない。MRTの駅から乗りかえるバスは、どれが便利なのか…。地図上でバスに乗る距離が一番短そうなところからトライしてみるか。
そして、三和國中站、三重站と乗り降りして(詳細は省略)頭前庄站から920のバスに乗った。ここも、道路工事の都合でバス停が激しく移動していて、というか2つくらい先のバス停から乗らなければならず遠かったなぁ。
しかも暑い!
11月半ばだけど30度はいっていたのではないか。バスを待っている間ジリジリと肌が焼けていくようで…しかも日影はないし。
で、バスは高速を通って「長庚醫院」へ向かう。距離があるから「二段票」で、乗る時も降りる時も悠悠カードをピッとしなければならない。
さぁ「長庚醫院」で降りたら、今度は徒歩で知鳥咖啡へ。これまたけっこうな道のりだけど、楽しい街歩き。美味しそうな果物屋とか臭豆腐屋もあり、帰りに寄って食べようかな。
地図アプリのおかげで、ようやく知鳥咖啡に到着。
順調だったら2時間で来られただろうけど、ちょっと乗り継ぎに失敗したので1時間近くロスした。
知鳥咖啡は住宅地にあり、間違ってもここだけを目当てに来る人はそうそういないだろうけど、なかなか素敵。
親子でゆっくりというコンセプト・カフェなので、子供用の低いテーブルと椅子、積み木などの玩具や絵本、子供向けの本がいっぱい。
子供たちは遊び、ママたちはお喋りという素敵なカフェだ。
もちろん、まったり珈琲飲みながら読書というおじさんもいる。
小腹も空いていたので、フレンチトーストとバナナなんとかというドリンクをオーダー。
美味しい!
映画の中で、ヒロインとその妹が話している時に、女の子(姪)がヒロインに花を渡すシーンが蘇る。
ここは道路から少し入ったところだから静かだし、たまたまこの時はお子ちゃまも少なくてほどよい賑やかさだった。
落ち着く。
壁を見ると、親子イベントの案内が貼ってある。きっと、近所の子ども達とその親が集ってなごやかなひとときを過ごすのだろうな。
本当は、ここからもう一箇所映画のロケ地に行こうと思ったのだけど、もう時間的に無理なのでここでゆっくりしよう。
地図アプリを見たら近くにバス停がある。
じゃあ、ここからバスに乗ってどこかまで行けば帰れるか…。
どこかってどこだよ、と突っ込まれそうだけど、台北に向かえば良いのだからと台湾的アバウトさでバスアプリで調べると、なんと菜寮站を通るではないか!
ということで、帰りは1時間で帰れました。
往路は試行錯誤したけど、復路で最短&便利なルートを見つけてうれしい!
と、この時は思ったのだが、今では桃園空港MRTが開通したので台北駅から長庚醫院站まで15〜20分で着くのだ。
知鳥咖啡
桃園市龜山區興華五街75號
営業時間:9:30〜18:00
https://www.facebook.com/hiiibirdiecafe/
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