西島秀俊 2年ぶりの主演映画
西島秀俊と聞いて、最近では「大奥」の殿、古い人なら「あすなろ白書」を思い出すのかなぁ。
実は、その古い「あすなろ白書」時代から好きな俳優だ。
あのまま当時のトレンディドラマに次々と出演して、人気街道まっしぐら…かと思ったら、あっさりと芸能活動を中止して、休学していた大学に戻ったのだ。横浜国大ね。
あの時期の決断として、なかなか勇気がいったのではないかと思うが、賢明な選択だった。
その後卒業して芸能界に復帰したのだが、出演作品がどれもシブい。
一時的な人気に頼らず地道にキャリアを積んで、本当にいい役者になったと思う。
そして、多作だ。
メジャーからインディペンデントまで、去年の秋から今年の秋あたりまでで、出演作品12本!
もちろん役の大小はさまざま。
その中で「帰郷」というのが6月に公開されるのだが、これが2年ぶりの主役作品。
利重剛がプロデューサーと脚本を兼ね、彼と一緒に仕事をしたくて、この作品の主役は西島秀俊にあてて書いたと、映画会社の人が言っていた。
試写を見たら、なるほど、どこか頼りなげでほんわかした主人公が、ひょんなことで父親として成長していく姿を描いている。
いいんだ、これが。
西島秀俊魅力が過不足なく出ている。
そして、なんと明後日、西島秀俊のインタビューのチャンスに恵まれた。
長年注目してきた好きな俳優なので、しっかり準備して、いいインタビューにしなきゃ。