かっこよかったぁぁぁ、西島くん!!
西島秀俊にインタビューしてきた。
何を着ていこうか…考えた末、いつも通りの服で六本木の某スタジオに。
前の取材のおすぎさんが出てきたので、ご挨拶すると、びっくりしたようで頭をグシャグシャッとされた。
『むずかしい子よ。』と言われたのでちょっと不安になるが、以前から良く知っている映画会社の担当者の『かっこいいですよぉ』という言葉に励まされ、西島くんの待つ部屋へ。
うぉぉぉ、西島くんだ!
何気ない白いシャツがまぶしい。背が高い。私のツボの髭はやしてる。かなりかっこいいぞ。
映画で見る、まんまのイメージ。
おすぎさんの言葉はすっかりどこかへ飛んでいた。
番組ナビゲーターに質問を任せ、最初はカメラに専念。
お、笑った。カシャッ。
そういえば、「あすなろ白書」の頃から“西島くん”と呼んでいて、気が付けば彼のことを話すとき、みんな“西島くん”と言う。話を聞いていくうちに、ほとんどの人がそう呼んでいるのではないかと思った。
ある種の親近感だけではなく、彼ならではの雰囲気が“西島くん”という呼び方にピッタリなのだ。
信じられないくらいの多作で、別の作品がクロスしている時も少なくないだろう。そういう時、役による気持ちの切り替えはどうするのかと聞いたら、別にないと言う。
2〜3本同時に撮っている時でも、苦にならず、切り替えについて考えた事もないそうだ。
それって、すごいかも。
多くの監督が彼を起用する理由は、西島くんのこういった自然体にあるのかも知れない。