旅番組の打ち合わせで、4月から公開される「村の写真集 」の三原光尋監督に会いに行く。
普通は映画の番組で紹介するのだけど、この間たまたま映画会社のY小姐とご飯食べたときに、監督が北京や西安の写真をいっぱい撮ってきたので…という話を聞き、それは旅番組でいけるかもということになり、トントンと進んだ。
監督はとてもきさくな方で、打ち合わせ半分、雑談半分という楽しい時間をすごさせてもらった。
京都出身とという監督は、なかなかお喋り上手。これならかっちりした原稿はなくても良さそう。流れだけ決めて、太田アナに振ってもらい、自由に喋ってもらった方が面白いだろうな。
こういうふうにひょんなことから展開して、ピタッと企画がはまる時は、とっても気持ちが良い。
旅と音楽の番組だから、監督の好きな曲も候補にと思い、聞いてみると「赤とんぼ」と王菲(フェイ・ウォン)と「狼」の挿入歌だって。
フェイは何がお好きですか?と更に聞いたら『うーん、やっぱり「恋する惑星」の…。』『はいはい、「夢中人」ですね。』と。
そして、「狼」のエンドクレジットをチェックして、サリー・イップのCDを探したというからすごい。
「赤とんぼ」は、最近あの歌詞にジーンとしてしまうと言う。作者の三木露風が生まれた竜野の町の話をしたら、とても喜んでくれた。近々大阪へ行くので、行ってみたいとおっしゃる。
私も、もうずいぶん行ってないけど、竜野は好きな町のひとつ。揖保川の流れと赤とんぼ公園、そうめんとうす口醤油の町。う〜ん、また行きたくなった。
監督は、アジアが大好きであちこち行っているけど、リゾート地には行かないという。私もだ。
会議室のテーブルには香港・マカオのガイドブックや木星さんの写真集などが置いてあった。(^o^)
なんだか、話が色々になってしまったけど、楽しい番組が作れそう。
あ、「村の写真集 」は、祖谷渓のかづら橋や徳島の山あいを舞台にした親子の絆ものがたり。映像はきれいだし、心に沁みる感動作なので、ぜひどうぞ。東京都写真美術館他で4月公開予定。
公式サイト :http://www.murasha.com/